税務調査が再開されます(*_*)

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こんにちは(^-^)
サクセス会計 税理士の樋山博一です。

お彼岸も過ぎ、すっかり秋らしくなりましたね。
そして秋は、毎年『税務調査』が一番多い季節です。

これは、7月から始まる税務署の事務年度において、8月はお盆や夏休みがあり、12月~3月は年末調整や確定申告があるため、調査官が、がっつり調査に本腰を入れることができるのが、9月~11月の3カ月に集中するためです。

しかし、今年はコロナの影響により、税務署は9月まで税務調査を中止しており、調査部門は『開店休業』状態でした。

そんな中、10月以降の秋の『税務調査』がどうなるか、私たち税理士も注目していたのですが、先週18日、各国税局が日本税理士会連合会に『10月からの税務調査再開』を通知し、連休明けの9月23日より随時、納税者や顧問税理士に調査の「事前通知」を行っているようです。

ただし、今まで通りの『税務調査』というわけにはいかず、国税庁の発表によりますと、調査官は、以下の感染防止策を講じて、調査に臨場するようにするとのことです。

【臨場前】
〇検温の実施
〇手洗い(手指消毒)の実施
〇咳・発熱等の再確認
【臨場中】
〇マスクの着用の徹底(納税者等にも協力を依頼)
〇応対時には、一定程度の距離を保ち、会話の際、可能な限り真正面を避ける
〇窓や扉を開け、定期的に換気
〇職員の人数や滞在する時間を可能な限り最小限にする

ですから、通常調査官2人で2~3日間行われていた税務調査が、1人の調査官が1日で行うなどのパターンも想定されます。

とは言え、まだコロナが終息したとは言えない状況であり、あくまでも、通常の『税務調査』は任意調査です。したがって、納税者や経理担当者が高齢であるなど、社内でのコロナの影響を考慮して、実施時期や実施場所など、納税者側の事情と要望をしっかり説明した上で、税務調査を受けるようにしましょう。






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