こんにちは(^-^)
サクセス会計 税理士の樋山博一です。
今年の1月4日より、法人税・所得税・消費税・相続税・贈与税などなど、あらゆる国税の納付が、納付額1,000万円までクレジットカードでできるようになりました!
詳細は、国税庁HP『クレジット納付のQ&A』https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/credit_nofu/credit.htm を参照してください。
銀行の窓口まで納付に出向く手間と時間が省け、さらにカードのポイントも貯まるので、嬉しい話ではあるのですが、実は注意点が1つあります。
それは『決済手数料がかかる』ことです(*_*)
この決済手数料は、国庫に支払うものではなく、国税庁長官が指定した納付受託者(税金を立替えて払う事業者)である「トヨタファイナンス㈱」に支払うことになります。
では、どれくらいの手数料がかかるか?ですが、納付額10,000円まで82円、その後10,000円ずつ税額が増えるごとに、82円ずつかかります。
つまり簡単に言うと、0.82%の手数料がかかるということになります!!
さて、この0.82%という手数料、カード使用によるポイント還元率と比較して得なのかどうか?ということですが、一般にカードのポイント還元率は、0.1%~1.0%と、カードの種類により様々です。
ですから、クレジットカードによる国税納付を検討しておられる方は、一度ご自身のクレジットカードのポイント還元率と比較してみることをおすすめします(^_-)-☆
実際に、クレジットカードで納付を行う場合には、『国税クレジットお支払サイト』https://kokuzei.noufu.jp/ から手続きを行ってください。
このサイトでは、実際の決済手数料がシュミレーション計算できますので、それを見てから決断されてもいいと思います。
因みに、私のクレジットカードのポイント還元率は0.8%でした…(*_*)
何とも微妙な数字ですが、0.02%の差ですので、今年の確定申告から、クレジットカード納付を行ってみようと思います(^^)/